MISSION
スモールデータを駆使して,ビッグデータでは得られない価値を創造する
安価に収集できるビッグデータを高速な計算機で処理して機械を学習させればヒトよりも賢い機械を創造できる…第3次人工知能ブームはそんなナイーブな思い込みを拠り所に,深層学習を中心に発展してきました.その一方で,ヒトの経験,少数のエキスパートのみが有する暗黙的な知識,発生自体が稀であったり収集が高コストなデータは,忘れ去られています.
我々は,あえてスモールなデータに着目し,ヒトの経験や暗黙的な知識も積極的に取り込む解析を行うことで,ビッグデータでは得られない新たな価値の創造を目指します.具体的には,スモールデータと専門家の有する知識やノウハウを融合させて,新たな国産医療AIや医療機器の開発,革新的な生産システムの実現につなげます.また,スモールデータを解析するための方法論や新規の機械学習アルゴリズム,数理モデル,そしてデータを通じた基礎医学・神経科学,革新的な生産システム開発への貢献を目指しています.
お知らせ
2024.9.17 | レム睡眠行動障害患者における自律神経障害検知についての特許が,JSTの国際出願支援の下で,PCT出願されました. |
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2024.9.12 | 藤原准教授が,9月18日にビジネス+ITのイベント「DX & AI Forum 2024 名古屋」にて講演します. |
2024.9.12 | 藤原准教授が,てんかん学会(福岡)のシンポジウムで,てんかん発作予知アルゴリズムについての招待講演をしました. |
2024.9.4 | 小枝くん(D2)の心拍変動解析を用いたRBD患者における心臓交感神経の働きについて調査した論文が,BMC Neurology (IF = 2.2)に掲載されました. |
2024.8.29 | 藤原准教授の著書「スモールデータ解析と機械学習」が,計測自動制御学会著述賞を受賞しました. |
2024.8.20 | コニーさん(元フルブライト留学生・現UCSFメディカルスクール)のてんかん発作予知アルゴリズムについての研究が,AES(アメリカてんかん学会)に採択されました. |
2024.8.11 | 伊達くん(D1)の論文がClinical Neurophysiology(IF = 3.7,Top 6%ジャーナル)に掲載されました.PSGの睡眠脳波を用いて,レム睡眠行動障害患者における夢内容行動化に関係する脳活動の変化を調べた研究です. |
2024.7.31 | 鈴井特任助教(小児科医)が,科研費研究活動スタート支援に採択されました. |
研究室
研究テーマ
睡眠障害
てんかん
医療ビッグデータ解析
エンタテインメント
医療AI人材育成
ソフトセンサ
メンバ紹介
アクセス
郵便宛先 464-8601
名古屋市千種区不老町
名古屋大学大学院工学研究科物質プロセス工学専攻
オフィス
名古屋大学東山キャンパス 工学部1号館401号室
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