お問い合わせの前に
日々,我々の臨床研究にご協力いただきまして,ありがとうございます.てんかん発作予知システムなど我々が開発している医療機器について,しばしば患者ご本人またはご家族の方より,いつ実用化されるのか,どこで試用できるのかなど,相談をいただきます.しかしながら,医療機器の開発状況は薬事法規との兼ね合いもあり,お答えできないこともございます.あらかじめご了承ください.
また,藤原は医師ではないため,臨床に関する問い合わせはお答えすることできません.場合によっては,共同研究者である専門医を紹介させていただきます.
本研究室では,機械学習や生体計測,医療機器開発について相談が寄せられますが,多くの場合,共同研究や受託研究ではなく教員の
有償のコンサルという形で受けさせていただいています.これは,研究室の人的リソースに限界があることもありますが,寄せられる相談の多くが研究要素を含まない開発メインの案件であるためです.
大学は研究機関だけではなく教育機関でもあるため,研究要素を含み,かつ学生の教育に資するテーマでないと共同研究はお受けできません.
そもそも大学は下請先でもなければ,学生は無償の労働力ではありません.
なお,共同研究という形になる場合でも,開発に近い部分については共同研究費とは別に作業をお願いする学生の人件費は計上させていただきます.
我々は異分野の研究者とのコラボレーションを積極的に進めたいと考えています.データ解析やアプリ開発など,お気軽に相談してください.知財などの条件によっては,我々が開発したアルゴリズムやアプリなども提供可能です.
社会への研究成果の還元,ならびにアウトリーチは研究者の責務ですが,とりわけ新規医療機器の上市・保険収載には社会の理解が重要であることから,取材・広報はウェルカムです.どうぞ,お気軽にお問い合わせください.
ただし,患者や患者家族のご紹介などは,倫理や個人情報の問題があるためお断りすることがあります.
研究室見学や進学の相談については,まず研究室紹介を読んでください.